私はどっち…







「………。
ごめん―――。」









デカくて分厚い本が、

見事右脚の付け根辺りに



ドンッ。




と、鈍い音を立ててぶつかり、





ドサッ。







と、
右足の上に落ちた。







絶ぇーったい。
痛かったはずだ。






はずなのに。

痛いことをされたはずの張本人から、







なぜか。
謝罪の言葉だ!!!







< 4 / 46 >

この作品をシェア

pagetop