*銀狼-ギンロウ-*
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「うわぁあああー!!」
後ろの方から叫び声がする。
俺は後ろを振り向く。
「か…カイ」
リナが声を震わす。
後ろはたくさんの族に囲まれていた。
「ちっ」
俺は舌打ちをする。
「…あいつらも飽きねーな。大方、俺が引退するってんで仕掛けに来たんだろうけど」
「ど、どうするの?」
「喧嘩だろうな」
「え!」
「まずは安全な場所まであいつらつれてかねぇとな」
ここは道路のど真ん中。
こんな大勢でやらかしたら今度こそ警察に捕まっちまう。
「うわぁあああー!!」
後ろの方から叫び声がする。
俺は後ろを振り向く。
「か…カイ」
リナが声を震わす。
後ろはたくさんの族に囲まれていた。
「ちっ」
俺は舌打ちをする。
「…あいつらも飽きねーな。大方、俺が引退するってんで仕掛けに来たんだろうけど」
「ど、どうするの?」
「喧嘩だろうな」
「え!」
「まずは安全な場所まであいつらつれてかねぇとな」
ここは道路のど真ん中。
こんな大勢でやらかしたら今度こそ警察に捕まっちまう。