突然の恋!?
「流石に芳樹が選んだ
人物だな。」


「ほっておけ。」


美佳は呆然として、
キスされたことすら分かって
いないだろう。


「誰なの?」


「俺のいとこ。」


「初めまして。
小倉順平と言います。
年明けから同じ学校に通い、
同じクラスになるので宜しく。」


そう言って、
美佳の唇にキスをした。


「おい!!!」


「何だよ?
お前の奥さんは知っている。
彼女が自分の生徒である事も
知っている。」


「だったら!!!」


俺の言葉も聞かずに、
順平は何処かに行った。
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