突然の恋!?
「ごめんね。」


私は深々と芽衣に謝ると、
芽衣は抱きしめてくれた。


「いいよ。
これからは何でも話して。
私は何があっても、
美佳の見方でいるからね。」


芽衣は私の目を見つめて、
言ってくれた。


ずっと言いたかった。
芽衣を信用していない訳では
ないけど、
言ったら先生に迷惑がかかると、
何度も考えてしまった。


「はや・・・く・・・
席に・・つき・・な・さい。」


いつの間にか、
先生が教室に入ってきて、
私と芽衣は笑ってしまった。


いつもながら、
存在感がない先生だ。
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