突然の恋!?
そしたらお母さんは、
ニコッと笑ってくれた。


「貴方は私達に芳樹を、
芳樹に笑顔をくれたのよ。」


「笑顔?」


「ええ。
貴方と知り合って、
結婚をしてから芳樹が変わった。


自分の意見も言うようになったし、
自覚も持ち始めた。
今までなかった事。」


お母さんは真剣な眼差しで、
私に言ってきた。


「貴方の存在が、
芳樹をここまで成長させてくれた。


もし金持ちで学歴も家柄も、
申し分ないお嬢様がきても、
芳樹に笑顔があったかしら?


私は無いと思う。


貴方の笑顔が、
全ての人の心を動かしている。
自信を持ちなさい。」


お母さんは強く言ってくれた。
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