突然の恋!?
仕方なくマンションに
戻ろうとした。


「あれ?」


実は私はビックリする位の
方向音痴なのだ。


「帰れない・・・。」


私は何処か分からない
公園のベンチで座っていると、
人影を感じた。


「先生?」


見上げると、
まだ変装している先生が
立っていた。


「どうした?
迷子にでもなったんだろう?」


「ほっておいて!!!
実家に行くともぬけの殻だし、
海外に行ったって聞かされた!!」


先生はメガネを外して、
私の横に座った。
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