突然の恋!?
「降りて会って来い。」


先生の後ろから押された
声が私の足を動かした。


私は近くによって、
その人は驚いた顔と同時に、
涙を浮かべていた。


「美佳・・・。」


「お父さん・・・。」


私はお父さんに抱きつくと、
お父さんは精一杯に、
強く抱きしめてくれた。


「元気だったか?」


「うん・・・。」


「お母さんも、
元気にしているから、
安心しろ。」


私は声にならず、
頷くだけで精一杯で、
お互い涙を流し続けた。
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