キモチを教えて。
『ほら、巳夜!ボケッとしてないで早くイケメン晃君の"愛の告白"受けてきなさい!!』
「うん…。行ってくる」
重いあしどりで私は裏庭に向かった。
――――――
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裏庭につくと晃君がいた。
「ごめんね。遅くなって」
『大丈夫。全然待ってないから。てかいきなり呼び出してごめん。』
「そんな、気にしないで」
『……あ、のさ。
加藤さんて付き合ってる奴いる?もし、居なかったら俺と――』
『巳夜は俺と付き合ってんだ。分かったんならさっさと消えろ』
嘘、でしょう?
ゆっくりと後ろを振り返った。