キモチを教えて。

『ほら、巳夜!ボケッとしてないで早くイケメン晃君の"愛の告白"受けてきなさい!!』


「うん…。行ってくる」




重いあしどりで私は裏庭に向かった。



――――――
―――――――――……




裏庭につくと晃君がいた。


「ごめんね。遅くなって」


『大丈夫。全然待ってないから。てかいきなり呼び出してごめん。』



「そんな、気にしないで」



『……あ、のさ。
加藤さんて付き合ってる奴いる?もし、居なかったら俺と――』















『巳夜は俺と付き合ってんだ。分かったんならさっさと消えろ』












嘘、でしょう?







ゆっくりと後ろを振り返った。






< 5 / 9 >

この作品をシェア

pagetop