キミとの恋の課外授業
「お前さぁ…もしかして照れてんの?」
「はぁ?何が!?」
照れてなんてない!そう文句を言ってやろうと省にぃの顔を見上げたら
クイッと省にぃの指が、あたしの顎を上げて
「うっ…」
唇塞がれた…。卑怯だ…こういうの…。文句言ってやろうって思ってたのに。
こんな事されたら、何も言えないじゃん。
唇を離した省にぃは
「ヤッパ照れてんじゃん」
あたしの頬に触れると
「スゲェ頬が熱くなってる」
ニヤリとイジワルな笑顔浮かべて言った。