キミとの恋の課外授業
とにかく。このまま、省にぃと一緒にいても、ロクな事はない。
きっとまた面白がって、あたしをからかうつもりだ。
そう思ったあたしは、食べかけのお弁当を、そそくさと平らげて。
すでに弁当を食べ終えていた恵美の手を引いて立ち上がり
「行くよ。教室に戻ろう」と、省にぃの横を通り過ぎようとしたら
「もう行くのか?」
と、あたしの腕を掴んだ。
「離してよ。省にぃと話すことなんて何にもないの!」
キッと睨みつけて言った。
「可愛くねぇ~な」
苦笑いする省にぃに
「どうせ可愛くないですよ」
ベェーと舌を出して、腕を無理やり振りほどき
「もう少し話そうよ」と省にぃを振り返る恵美の手を引いて
屋上を後にした。
きっとまた面白がって、あたしをからかうつもりだ。
そう思ったあたしは、食べかけのお弁当を、そそくさと平らげて。
すでに弁当を食べ終えていた恵美の手を引いて立ち上がり
「行くよ。教室に戻ろう」と、省にぃの横を通り過ぎようとしたら
「もう行くのか?」
と、あたしの腕を掴んだ。
「離してよ。省にぃと話すことなんて何にもないの!」
キッと睨みつけて言った。
「可愛くねぇ~な」
苦笑いする省にぃに
「どうせ可愛くないですよ」
ベェーと舌を出して、腕を無理やり振りほどき
「もう少し話そうよ」と省にぃを振り返る恵美の手を引いて
屋上を後にした。