キミとの恋の課外授業
「俺と付き合え」
里沙side
プカプカ浮かぶ鱗雲を眺めながら歩いていたら
仲良さそうに笑いながら、お母さんと話す省にぃの姿。
なによ。省にぃ。あんな風に笑えるじゃん。
あたしには、いっつもツッケンドな態度ばっかで
あんな笑顔、見せた事ないくせに。
「省にぃ、うちのお母さんと一緒に歩いて楽しそうだね」
あたしに気づいた省にぃに、横目で見ながら、からかって言うと
「まぁな。おばちゃん。お前より綺麗だしな」と、お母さんの肩に腕を回した。
なんか…無性に腹が立つのはなんでだろう?
なんか…マジでムカつく。ヅカヅカと2人に近寄り、お母さんの手からスーパーのビニール袋を取って
「はい、これもね」と省にぃに渡して
「お母さん、帰るよ」
サッサとお母さんの腕を握って早歩きで省にぃを置いて歩いた。
「おい!?待て!なんで俺だけ!?お前も持てよ!」
そう叫ぶ省にぃを無視して、目の前に見えてきた家のドアを開けて中に入ると
省にぃが入ってくる前に勢いよくバタンとドアを閉めた。
プカプカ浮かぶ鱗雲を眺めながら歩いていたら
仲良さそうに笑いながら、お母さんと話す省にぃの姿。
なによ。省にぃ。あんな風に笑えるじゃん。
あたしには、いっつもツッケンドな態度ばっかで
あんな笑顔、見せた事ないくせに。
「省にぃ、うちのお母さんと一緒に歩いて楽しそうだね」
あたしに気づいた省にぃに、横目で見ながら、からかって言うと
「まぁな。おばちゃん。お前より綺麗だしな」と、お母さんの肩に腕を回した。
なんか…無性に腹が立つのはなんでだろう?
なんか…マジでムカつく。ヅカヅカと2人に近寄り、お母さんの手からスーパーのビニール袋を取って
「はい、これもね」と省にぃに渡して
「お母さん、帰るよ」
サッサとお母さんの腕を握って早歩きで省にぃを置いて歩いた。
「おい!?待て!なんで俺だけ!?お前も持てよ!」
そう叫ぶ省にぃを無視して、目の前に見えてきた家のドアを開けて中に入ると
省にぃが入ってくる前に勢いよくバタンとドアを閉めた。