神無月の巫女
「俺はお前と戦う
お前だけ一人で
戦うなんてさせない」


翼は社に奉られた
刀を取る




「嘘……翼…それ…」



ありえない…
それは…






「月帝の破刀………」



あれは神無月の血筋の
者以外触れる事すら
いや…見る事すら出来ない





それをどうして
翼が………






「ほう…?
月帝の破刀を扱えるのか
お前…月の者か?」




鬼の言葉に
訳分からないという
顔をしている






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