神無月の巫女
今日もあたしは一人


授業をサボった


屋上で空を見上げる


「あーぁ…
もう…まいっ…ちゃうな…」




声が震えた
涙がまた何度も溢れる






「ゃだ…っ…
本当…は…辛いよ…」




思い出してほしい





もう一度名前呼んでよ…






本当は……







本当は…








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