神無月の巫女
「なんだ?あいつ」


歩は刹那が出ていった
屋上の扉を見る




歩…



そう呼ばれた事が
懐かしいと
思ったのはなんでだ?






「愛理…………か…
なんか懐かしいって
思うのはあたしだけ?」





前にもあたしは
神無月さんにそう
呼ばれていた気がした






「お前らと俺どこかで
あったか?」




翼は二人に尋ねる







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