神無月の巫女
「あの女…なんかわからねらけど俺あの女知ってた
夢にいつも出て来る女だ」



毎晩毎晩…
翼は夢にうなされてた




《ごめんね……翼…
全てを忘れて…
幸せに生きて…》



そう言って女は
泣いてた






その女に似ていた





あいつは…










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