神無月の巫女
「翼………大好き…
大好きだよ……」



あたしは翼にキスをした
最後に我が儘…許してね






「…っ!?…刹…那…?」

翼は驚いたように
あたしを見る







「大好き…一人の
男の人として…
歩…愛理…
あたしの大切な
親友として……」






大好きです…




だからどうか……







「忘れないで…
記憶の中だけでも…
あたしに居場所を
頂戴…?」





あたしは鬼神に
向き合う








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