神無月の巫女
『時間だ』



そう言われてあたし
達は惜しむように離れる





もし自分が神無月の巫女
でなかったら
もっと違う幸せが
あったかもしれない






でもあたしが巫女だったから
皆に会えた







だからあたしは
自分の運命は呪わない





前を向いて生きてく











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