神無月の巫女
「随分と余裕だな巫女よ」




アヤカシは右手に
鎌を構えた






「あなた…まるで死に神…」







死に神は堕ちた神に
与えられる名前







「私は消してやるのだ…」





消す……?






一体何を消そうとしてるの







「巫女……もう一度問う
私の邪魔をするな」








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