神無月の巫女
「お母さん!!!」


あたしは慌てて
社の扉を開けた



「刹那!?」



お母さんはあたしを
驚いたように見つめる





「よかった……」


お母さんは生きてた
あたしはお母さんに近付く






「来ては駄目!!!
早く離れて!!」





お母さんが叫んだと
同時に炎が上がった







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