-YUKI-落とした視線にキミがいた。
「今日たくさん汗かいちゃったから。それに寮のシャワーはお湯が出ないから気持ちよかった」


そう言いながら私の座っているベッドの脇に並んで座った。

洗いざらしの体にバスタオルを巻いているだけの姿だった。

髪の毛も洗ったらしく水が毛先から滴り落ちている。

白くふっくらとした太ももは水を弾き輝いていた。


「そう、寮のシャワーはお湯が出ないんだ。じゃ、冬は相当寒いね。あのさ、体拭かないの?体びしょびしょじゃない?」


「今度、いつ来ますか?」


「今度か?そうだな、2週間後くらいかな。でもどうして?」


「もっと早く来てください。私さみしい」
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