先輩王子のちょっと危険な甘い罠
罠23
とうとうやって来た月曜日
教室に入るなり、琉衣が私の方に駆け寄ってきた
「風花!この前はホントごめん」
「え?」
「王子様のこと…悪口言ったんじゃなくてね…あの…」
あぁ…ファーストフード店でのこと、スッカリ忘れてた
「私こそごめんね〜何かつい…感情的になっちゃって」
「好き…なの?」
琉衣が私の顔を覗き込む
「ん〜ワカンナイ…皆の王子様だもん…私なんて…」
好きだなんて言えないよ
教室に入るなり、琉衣が私の方に駆け寄ってきた
「風花!この前はホントごめん」
「え?」
「王子様のこと…悪口言ったんじゃなくてね…あの…」
あぁ…ファーストフード店でのこと、スッカリ忘れてた
「私こそごめんね〜何かつい…感情的になっちゃって」
「好き…なの?」
琉衣が私の顔を覗き込む
「ん〜ワカンナイ…皆の王子様だもん…私なんて…」
好きだなんて言えないよ