海の果てに-君は海賊-



リ「ガリュウ!」



あたしが飛び出した先は、いつもガリュウがいつも昼寝をしている場所。



ガリュウ曰わく、一番日当たりが良いとか。



ガ「…あ?リウ、か…」



リ「うん!ね、今日島につくでしょ?あたしも行って良い?!」



ウキウキと目を輝かせてるあたしはまるで遠足前の小学生だ…なんて、今更ながら考えてみたりしたけど、そんなことより遥かに島に行きたい!という気持ちの方が強いあたし。



ガリュウの口から発せられる言葉を今か今かと待ちわびる。



ガ「…いいけど。決まりがある」



…っ?!



いい?
今、良いって…言ったよね?!



リ「やったぁ!」



ぴょんっと嬉しくて飛び跳ねるあたし。我ながら 痛いな、自分。 なんて思うけどさ。



ガ「人の話を聞け。リウが島に上陸するからには、決まりを守ってもらうぞ」



やけに真剣な表情で言うガリュウにあたしは一旦飛び跳ねるのを止めた。





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