本物の愛
第①章 仮
季節は4月。

春なのに、太陽が照り付けていて。

ひたりと汗がかくほど暑い。

そんな頃に出会ったのは…。

なにかと謎が多いアナタだった。



あたしはあなたの【本物の愛】が。

欲しくてたまらないよ。

あなたの優しさが。

【仮】ではなくて、【本物】だったらいいのに…。


何度も何度も思った。

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