パンドラの国のアリス君!?

「俺は男だ！」
「だからお姉ちゃんって言ってるでしょー？変なお姉ちゃん」


…ん？今、俺は確かに男と言った。なのになぜ…？


「なぁ、俺がさっき言ったとこ、もぅ１回言ってくんね？」
「ん？“私は女だ！”ってとこ？」


…!?なぜそぅなる!?


「いや、私とは言って…！」
「今言ったじゃーん。いいから行くよ？」
「は？どこへ…!?」
「いーから、いーから」
ホワイトはつばさの手を引っ張りどこかへ向かった。


こいつ、絶対あきたんだ！


「そんなことないからねー」


またかっ!?


「それより、着いたよ」
「…どこ？」
「あぁ、ここは帽子屋さ」
「帽子屋…？」
「正確にはマフィアの家かなー」
「…!?」
一気につばさの顔は青くなった。