さくら舞う木下で…
「はいはい 今 行くよ。」てきとうな返事をしてリビングにあしを運んだ。
リビングに行ったとたん 何かものすごく焦げ臭いにおいがした。
そのにおいを漂わす物体を見ると…
炭?いやパン?多分パンだろう。
「これはなんだ?パンか?」一応確認。
「俊にぃはパン以外になんだと思うんですか?」
炭!
と 言いたかったが言ってこの状況が変わるわかけもないのでとりあえずスルーしておいた。
「いただきます。」
まぁ一口食べてみよう。
ヒョイッ ボロッ
なっ!!
口に持っていこうとすると 砕けて灰になってしまう。
楓は俺に炭すら食べさせない気か。
もう 俺はあきらめて灰になってしまったパンを捨てて学校にむかった。

楓は一人でパンを焼かずに食べていた。
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