ハチャメチャパニック
無事に 自己紹介が終わり背伸びをしていると…
ドタドタドタ!!
とあいつの所に女子の集団が出来ていた。
そして、色んな質問をし放題。
中には、髪の毛を触っている人や
ボディタッチをしている人もいた。
うわぁ。すごい!
…あいつそんなにモテるのかなぁ?
っってそれよりも夢実は大丈夫かなあ?…
チラッと後ろを見てみると…
そこには
涙目になっている
夢実が立ち尽くしていた。
え!!どうしよう…
一応私は…
「夢実大丈夫?」
と言ってみた。
「え。うん大丈夫!!
……でも 少し大丈夫じゃないかも…」
…夢実は今にも瞳にたまった涙が
こぼれてきそうな目をしていた。
「大丈夫だよ!!
夢実はかわいいもん。
きっとあいつも
振り向いてくれるよ!!」
「…ありがとう衣吏…
…私頑張ってみるね。」