【短】野球ボール〜励ちゃんの春〜
2()()へぇー
「ピンチだな…」
俺達も正式に高校に入学して、入部届も出した頃…なぜか深刻な表情の渉さん。
ちなみに、渉さんは副キャプテン。
「どうしたんすか?渉さんが悩んでるなんて、超貴重っすね!!」
「どーいう意味だ…?コルァー!!」
すかさず爽にキックをお見舞いする渉さん。
でも確かに、渉さんは普段うるさいぐらいの人。
よっぽど何かあったんだ?
「このまま新入生が入部しないと!!お前らの代で廃部だぞ!!」
『え?』
俺と一輝と爽、三人の声が綺麗に重なった。
「え?じゃねぇよ!!どう考えても人数足りねぇだろーが」
野球は九人でするスポーツ。
まぁ実際は、九人なんてギリギリじゃまともな練習はできない。
それなのに今は……
三年生五人、二年生四人と俺ら三人。
三年生が引退したら、最低でもあと二人入らなきゃ絶望的ってことか。
俺達も正式に高校に入学して、入部届も出した頃…なぜか深刻な表情の渉さん。
ちなみに、渉さんは副キャプテン。
「どうしたんすか?渉さんが悩んでるなんて、超貴重っすね!!」
「どーいう意味だ…?コルァー!!」
すかさず爽にキックをお見舞いする渉さん。
でも確かに、渉さんは普段うるさいぐらいの人。
よっぽど何かあったんだ?
「このまま新入生が入部しないと!!お前らの代で廃部だぞ!!」
『え?』
俺と一輝と爽、三人の声が綺麗に重なった。
「え?じゃねぇよ!!どう考えても人数足りねぇだろーが」
野球は九人でするスポーツ。
まぁ実際は、九人なんてギリギリじゃまともな練習はできない。
それなのに今は……
三年生五人、二年生四人と俺ら三人。
三年生が引退したら、最低でもあと二人入らなきゃ絶望的ってことか。