【短】野球ボール〜励ちゃんの春〜
「新入生も俺らの後に打つから準備しとけよ」
成宮キャプテンが俺らにも気遣かってくれる。
成宮さんは普段は優しい雰囲気の人。
でも練習になると別人のように、打つし、投げるし、声を出す。
そういうのってカッコイイ。
俺もそんな風になりたいな…。
「まじっすか!?ヤバッ!!超ドキドキしてきた」
とか言いつつも、笑顔が消えない爽。
「俺が先に打つから」
クールなのかと思いきや、誰よりも野球好きな一輝。
それぞれ自分を持ってて、目立つタイプなんだろうなって思った。
今日出会ったばかりの二人のことを、静かに俺は客観的に見てた。
……これは俺の悪い癖。
考え過ぎてしまうんだ。
成宮キャプテンが俺らにも気遣かってくれる。
成宮さんは普段は優しい雰囲気の人。
でも練習になると別人のように、打つし、投げるし、声を出す。
そういうのってカッコイイ。
俺もそんな風になりたいな…。
「まじっすか!?ヤバッ!!超ドキドキしてきた」
とか言いつつも、笑顔が消えない爽。
「俺が先に打つから」
クールなのかと思いきや、誰よりも野球好きな一輝。
それぞれ自分を持ってて、目立つタイプなんだろうなって思った。
今日出会ったばかりの二人のことを、静かに俺は客観的に見てた。
……これは俺の悪い癖。
考え過ぎてしまうんだ。