風のような時間を、君と・・・
午前11時くらいに下校予定
それに部活もない

ってことで
秀汰が
「風菜~!今日あいてんならおけりいこーっ」
誘われたなら
もち行きます!
「ぺけぽんでいこ?」
ぺけぽんとは・・・
秀汰杏奈宏和俊うちの
仲良し同盟のことであーる!

「あと優真と秀人くんぞ?」
「おっけおっけ!んぢゃ帰りにはなそっか」
「あいよーっ!先行ってんぞ」
「りょーかいっ☆」

あたしはそっこーでジャージに着替える。
みんなは着替えないで帰るんだけど
なんとなくうちは着替える

みんなと一緒なんて
嫌だもん!


階段を駆け降りて
靴はいて
秀汰のとこに
ちょうど俊もいて
「遅れた~っ!てか杏奈とひろは?」
「まだこねえ!てか教室いねがった?」
秀汰が言うと
「ごめんー!遅れた!」
杏奈とひろが来た。
「ぢゃっいこっか」
うちのひとことでみんな歩き出す


「てかぺけぽん皆が一緒のくらすとか~ 最高ぢゃん」
うれしそうに言う杏奈にたいして
「俺が頼んだかいあったな」
ってでしゃばる秀汰。


「あ!風菜!菅野のあれ教えろよ」
俊が言う
「あれ・・・あっ!あれねえ
ゆきかちゃんが秀汰のこと好きっぽくって
うちが好きぢゃないって証明するため☆」
と俊に耳打ちする。

「そっか~っ!了解」



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