風のような時間を、君と・・・
「ばればれだしーっ
んまあ聞いとく!
いつ言えばいい?」
うちは
「いつでもいいよ」
と赤い顔をうつむかせて言った。
席にもどって
日誌を書く。
桃子の席
秀汰の隣。
ちはにお金何円か聞こうと思って
ちはーっって呼ぼうとしたら
「ちゅーんっ」
って言って
「おまっ・・・まぢバレバレぢゃーん!
しかも言っちゃったし」
って秀汰に爆笑されて
また顔真っ赤。
「まちがったーっ」
って泣きそうになりながら言った。」
でもみんな聞こえてなかったっぽくて・・・
よかった。