風のような時間を、君と・・・
そして卒業式前日・・・
5校時目に校内美化。
やる気がわかなかったし、喉がすんごい痛かった。
けど遊ぶ約束があった。
秀汰とまあちゃんと俊と。

ぼーっとして昼休みが過ぎ、
掃除の説明を受けに体育館へ。
3人ほどの先生がはなしていたが
3人とも「一生懸命」「卒業式」「掃除」って単語を使う。
ちょっとおもしろく聞こえたりもした。
ある先生が「先輩からえるものは・・・」なんていったから
うちは「えるもっ!?」と叫んだ。
2年の先輩もいたし、男子もいた。
先生もみんな大爆笑・・・。
なんかスミマセン(笑)

最初は自分の清掃区域に、
まあちゃんと一緒に職員トイレ掃除。
パパッと適当におわらせ
大好きな 桃子(モモコ) が階段のまどの掃除をやっていたから
そこに混ざった。
まあちゃんが
「うちりなのとこ行くね」って言って
行ってしまった。

窓から外を見ると
遊んでいる秀汰と秀人の姿。
ほかにひとは13人くらいいた。

秀人は玄関掃除、秀汰は雪かき。
あんま雪もなくはやく終わったらしく
雪合戦していた秀汰をみながら桃子と窓を拭く。
まど拭くのに飽きたうちと桃子は
先生から割り箸をもらい窓の泥の溜まる所の泥を取って
秀汰や秀人にところに落としてやった。
でも一回もあたらず・・・
秀汰達1組の雪かきグループは雪かきを終わらせ
教室に戻ろうとしていた。
ここを通るから楽しみにしていた。

秀汰がはしってきて
「足凍った~っ!」って叫びながら
階段を駆け上がっていった。
うちと桃子は爆笑。
やっぱおちゃめだなあなんて改めて思う。
そして掃除終了時刻までずーっと桃子と話していた



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