蜜林檎 *Ⅱ*
杏は、裸足のままで
樹に近寄り
彼の胸に頬を寄せ
愛しい人の香りに
心から安らぐ。
ドアホンの音に起きてきた雅也
は、玄関先で抱きしめあう
二人の姿を見ながら
あくびをする。
そして、隣で微笑む百合に
ぼそっと話す。
「ユリ・・・
あれは、先が思いやられるぞ
イッキなしじゃアンは・・」
「そうね
生きていけないでしょうね
でも心配しなくても大丈夫よ
二人はもう、絶対に離れたり
しない
ほら、アン、イッキ
ご飯食べてから、帰ってね」
「俺は、もう少し寝る」
雅也は、部屋へ戻り
二人は朝食をとった後に
手を繋いで帰って行く。
樹に近寄り
彼の胸に頬を寄せ
愛しい人の香りに
心から安らぐ。
ドアホンの音に起きてきた雅也
は、玄関先で抱きしめあう
二人の姿を見ながら
あくびをする。
そして、隣で微笑む百合に
ぼそっと話す。
「ユリ・・・
あれは、先が思いやられるぞ
イッキなしじゃアンは・・」
「そうね
生きていけないでしょうね
でも心配しなくても大丈夫よ
二人はもう、絶対に離れたり
しない
ほら、アン、イッキ
ご飯食べてから、帰ってね」
「俺は、もう少し寝る」
雅也は、部屋へ戻り
二人は朝食をとった後に
手を繋いで帰って行く。