蜜林檎 *Ⅱ*
「それでは、後ほど
点滴をお持ちしますね」
「ありがとうございます」
看護士が部屋を出て行く。
「イッキ、点滴って
痛み止めの?」
「痛み止めは注射?
点滴は抗生物質と栄養剤?
よく分かんないけど
そのどれか・・・」
受け答えもしっかりして
思っていたよりも元気な
樹の姿に、みんな
ホッとするのだった。
「みんな、ごめん
こんな事態になって
俺の勝手な行動のせいで
みんなに多大な迷惑を
かけて反省してるよ」
頭を下げる樹に、朔夜は言う。
「いいんじゃない
命が助かったんだから」
朔夜の言葉に、樹は
救われるのだった。
点滴をお持ちしますね」
「ありがとうございます」
看護士が部屋を出て行く。
「イッキ、点滴って
痛み止めの?」
「痛み止めは注射?
点滴は抗生物質と栄養剤?
よく分かんないけど
そのどれか・・・」
受け答えもしっかりして
思っていたよりも元気な
樹の姿に、みんな
ホッとするのだった。
「みんな、ごめん
こんな事態になって
俺の勝手な行動のせいで
みんなに多大な迷惑を
かけて反省してるよ」
頭を下げる樹に、朔夜は言う。
「いいんじゃない
命が助かったんだから」
朔夜の言葉に、樹は
救われるのだった。