蜜林檎 *Ⅱ*
杏の顔を真っ直ぐに見つめる
蒼一。
「そうか・・・
じゃあ、こうしよう
杏の心が落ち着くまでの間は
俺のところにいればいい」
「えっ・・・でも・・・」
「心配しなくても何もしないよ
俺に気が無い女には
手を出さない主義だから」
かっこつけて、そう言い放つ
蒼一に杏は、冗談口調で言う。
「さっき
キスした人が言う?」
「・・・本当だ」
二人は、いつものように
笑い合う。
杏の微笑む顔を見て
蒼一は嬉しくなる。
「やっと、笑った」
「ソウちゃん、ありがとう
少しの間だけ
私を、ソウちゃんちに
おいてくれる?」
「いいよ・・・
俺は、仕事で出張も多い
から滅多に家にいないし
留守番しててくれると
助かるよ」
蒼一の笑顔に杏は救われる。
蒼一。
「そうか・・・
じゃあ、こうしよう
杏の心が落ち着くまでの間は
俺のところにいればいい」
「えっ・・・でも・・・」
「心配しなくても何もしないよ
俺に気が無い女には
手を出さない主義だから」
かっこつけて、そう言い放つ
蒼一に杏は、冗談口調で言う。
「さっき
キスした人が言う?」
「・・・本当だ」
二人は、いつものように
笑い合う。
杏の微笑む顔を見て
蒼一は嬉しくなる。
「やっと、笑った」
「ソウちゃん、ありがとう
少しの間だけ
私を、ソウちゃんちに
おいてくれる?」
「いいよ・・・
俺は、仕事で出張も多い
から滅多に家にいないし
留守番しててくれると
助かるよ」
蒼一の笑顔に杏は救われる。