蜜林檎 *Ⅱ*
「とっさに自殺を図るかも
しれない恐怖
精神科へ通う日々・・・
ご飯も食べられず、どんどん
痩せていく体
親として、とても見て
いられない状態が続いたよ
今でも、精神科の薬は
欠かせないんだ」
雅也の言葉に、樹の胸は
締め付けれられいく。
自分のせいで、百合は・・・
「お父さん、何度もいうように
イッキだけが悪い訳じゃない
わたしが、イッキを信じる事
ができなかっただけなの
わたしが弱かっただけ・・・」
「それも、よく分かっている
だが、杏が百合のような思い
をしないとは限らない
イッキは、人気ロックスター
なんだからな」
その雅也の言葉に、杏は
強い眼差しで答える。
「お父さんが言うように
私も、もしかしたら
ユリちゃんのようにイツキ
の事を信じられない日が
これから先あるかもしれない
でもその時に、私がこれから
どう進むべきか・・・
自分の道は自分で決める
ユリちゃんが今まで一生懸命
進んで来たように」
しれない恐怖
精神科へ通う日々・・・
ご飯も食べられず、どんどん
痩せていく体
親として、とても見て
いられない状態が続いたよ
今でも、精神科の薬は
欠かせないんだ」
雅也の言葉に、樹の胸は
締め付けれられいく。
自分のせいで、百合は・・・
「お父さん、何度もいうように
イッキだけが悪い訳じゃない
わたしが、イッキを信じる事
ができなかっただけなの
わたしが弱かっただけ・・・」
「それも、よく分かっている
だが、杏が百合のような思い
をしないとは限らない
イッキは、人気ロックスター
なんだからな」
その雅也の言葉に、杏は
強い眼差しで答える。
「お父さんが言うように
私も、もしかしたら
ユリちゃんのようにイツキ
の事を信じられない日が
これから先あるかもしれない
でもその時に、私がこれから
どう進むべきか・・・
自分の道は自分で決める
ユリちゃんが今まで一生懸命
進んで来たように」