明日、高篠先生と一緒に笑って恋が始まる。

「び…
びっくりするじゃん…
なに…?」

アタシは目を丸くして彼女に言う。


「ね?あれ高篠先生じゃない?」

結衣が指差すほうを見る。


「え…?」

ホントだ。

人ごみの向こう、先生の後姿を確認する。


目を凝らして先生を見る。






先生と…




女の人…?






< 117 / 502 >

この作品をシェア

pagetop