明日、高篠先生と一緒に笑って恋が始まる。
「緑ヶ丘公園…?
雨霧知ってるか?」
聞いたことない名前に俺は雨霧に聞いてみる。
「さあ、わからないです。
すいません」
「そうなんですか…」
メモを折りたたみポケットに入れながら残念そうに言う女子生徒。
「やっぱりないんだよ」
やっと口を開いた男子生徒にその女生徒は
「面倒なんだったらついてこなかったらよかったじゃないの!」
公園がわからなかったのか機嫌悪そうに彼に当たる。