願いがかなうなら・・・・
小さな光

出会い

あなたと出会ったのは・・・・高校1年の春でした・・・・






「さ~き!!保健室いこうよ~!!」
「は???ちぃ、どっか悪いの?」
「次体育じゃん!!めんどくさくて!」
「はあ??人を巻き込むな!てかあんた体育好きじゃなかったっけ?」
「好きだけどさぁ眠いもん」
「あっそ!あたし用あるから海と行きな!」


・・・・・あ!!

「あーね。彼氏さんね!!校内でイチャイチャしないでょ−!笑。海!一緒に保健室いこ~」
「なんで?ちぃどっか悪いの?・・・全然悪そうに見えないけど・・・・笑」
「ちぃのいつものサボりだよ!!絶対いつか怒られるって!怒られないのが不思議だわ」
「いいの−!!海!いくぞ!じゃあね~さき!」



たまたま行った保健室であの人に出会うなんて・・・・


これは偶然??それとも・・・運命??




私の名前は『井上千夏』
みんなからはちぃって呼ばれてる。
考えが幼いからちぃって聞いたけど・・・・なにそれ??
考えが幼いとか・・・・てか意味わかんないわ。まぁたしかに幼稚っていわれるけど・・・


保健室の常連だった私は保健の先生にあきれられ、先生がいない日は私が保健の先生代わり。みたい。かってに決められてしまったけど…まぁいいや。誰もいない保健室。私はそれが大好きだった。

「海!悠真君くるの??」
「うんたぶんね~」


海というのは私の親友の一人。さきも親友の一人。

悠真くんは海の彼氏さん


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