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中に入ると
まだ皆寝てた。

『真人、寝相悪っ!!』

真人は悠斗のお腹に
足を乗っけて

夏美の方に頭がきていた。


「そろそろ、起こす??」

冬樹が笑いながら言った。

『そうだね…。』

私は夏美の肩をトントンっと叩いた。

『夏美~!!』

「ん~…。」

眠そうに夏美が
起きた。

続けて悠斗も起きる。

「今何時??」

彼は低血圧なのだろうか…。

すごく不機嫌…。

「8時だよ。」

冬樹は笑顔で答えた。

(朝から爽やかだなぁ…)

ちょっと冬樹が羨ましくなった。

残るは真人。

『真人~!!!!起きて!!』

「ぐー…。」

爆睡してる…。

「真人!!!朝だぞ!!!」

冬樹も起こしに来た。

「ぐー…。」

「真人、起きないね~…。」

夏美がため息をついた。

「ったく…。」

そうつぶやいたのは悠斗だ。

「おい!!お前起きろよ!!寝てんじゃねーよ!!!!!!」

そして、いきなりキレ始めた。
「ぅ~…。」

真人はまだ寝ようとしてる。

「早く…!!!!」

悠斗は真人の胸ぐらを
つかんだ。

(ヤクザみたい…。)

機嫌が悪い悠斗は
ヤクザっぽくなる。

「ほーら!!悠斗が怒ってるよ~??」

夏美が真人のそばに来て言った。

悠斗は起こすのを諦めたみたい。

「ほら!!先生来たよ!!」

突然、夏美が大声で言った。

「すみません!!!!!!」

真人がガバッと起き上がった。
「あれ…。」

真人は寝ぼけてる。

みんな爆笑だった。

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