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しばらくして…

「そろそろやるけど～…??」

夏美が言った。

『今行く～。』

返事をして、定位置についた。
「マイク音平気??」

冬樹が聞いてきた。

『ん～…あっあ～あ～。』

マイクに音を出してみた。

「ちょっと触りだけやるか。」
悠斗が言ったので、
みんな頷いて、カウントを待つ。

カンカンカンカン

～♪～♪

曲が始まり、みんなの肩がリズミカルに揺れる。

カンカンカンカン

ドラムスティックの音で止められた。

「マイクそんくらいで良いな。」

真人が言った。

「じゃあ…ちょっと通してみよ！」

夏美が声をかけ、

またドラムスティックの音から始まる。

リズミカルに揺れる肩や頭…
全身で楽しむ。

マイクに、一言一言
メロディーに合わせて語りかける。

楽しいな～。