修羅と荊の道を行け
それを言い切った後の記憶がない。

「凄かったですよ。あれだけの台詞をほぼワンブレスで言い切ったんですから。声優になれますよ」


二人の話しを聞くと、テーブルを叩いてグラスを床に落とした後、千鳥さんが帰ったらしく、私はそのまま眠ってしまったらしい。

「あー自分の口の悪さがあそこで出るなんて」

お酒は素が出るって言うけど、あそこで出るとは

「素って言うか、仕事現場の姿っていうか。ゲームを作ってる時の修羅場の時みたいな言葉遣いでした」

天歌ちゃんには修羅場を一回見られてる。

殺気立っているため言うことがきつくなる。

終わればボワボワとしたのほほんとした雰囲気に戻るけどそれ間は初めての子はちびるかもしれない。
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