修羅と荊の道を行け
「そう何でしょうか?」

「はっきり言えるのは浪川に惚れてるは確かだ」

「どうしてはっきり言えるの?」

「男の勘だ」

女の勘みたいに言われた。

「良かったな。お前もついに春が来たな。娘の晴れ姿がようやく見れてオレも一安心だ」

「眞一郎、あんたは私の何になるの?」

「お父さんだ」

いつの間にか元カレがお父さんになってました。

高校1年の時に半年ばっかりお付き合いしましたね。
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