修羅と荊の道を行け

さっさと仕事を終わらせよ。

その集中力で一気に渡辺さんの仕事を半分以上終わらせた。


｢あら、予想以上に早いできね。あと半分くらいかしら｣

出来た所を出社した渡辺さんにチェックしてもらった。

｢スチルもこれでＯＫよ。やっぱり咲耶に任せて正解よ。残りもよろしくね｣

｢はい｣

渡辺さんの所から自分の開発室に戻る。席につくまえに、岡崎の席により

｢昨日のこと誰かに喋ったら、ただじゃ済まないから｣

｢言えるかっ！｣

と岡崎が叫んだ。