修羅と荊の道を行け
修羅道6
季節はあっと言う間に過ぎて行く。この間、夏だと思っていたら、秋も過ぎて冬に足を入れかけている。
11月3日は氷樹先生の誕生日で、本当はお祝いしたかったけど、彼氏が休みが取れたらしく、旅行に行くと言っていたので、前日に天歌ちゃんと天歌ちゃんの幼なじみの声優さんたちとお祝いをした。
当日、私は会社の新作ゲームの発表会に出ていた。そこで居てはいけない男を見つけた。
「おい!」
気配を消して、男の背後に周り膝をカクッとさせた。
「誰だ!」
「お前、何でこんなところにいるんだ!旅行はどうした」
氷樹先生の彼氏がいた。
「急な仕事が入ったんだ」
「休み取ったって言ってたのに。何で、あんたの会社は有休を簡単に潰す真似するの?労働規準に違反しない?」
「志方ねぇだろ。オレに警護をして欲しいっていう仕事だ。指名が入ったら簡単に断れねぇんだ。うちも小さい会社だ。大手に負けないためには顧客の願いを聞かないとやっていけねぇんだ」
11月3日は氷樹先生の誕生日で、本当はお祝いしたかったけど、彼氏が休みが取れたらしく、旅行に行くと言っていたので、前日に天歌ちゃんと天歌ちゃんの幼なじみの声優さんたちとお祝いをした。
当日、私は会社の新作ゲームの発表会に出ていた。そこで居てはいけない男を見つけた。
「おい!」
気配を消して、男の背後に周り膝をカクッとさせた。
「誰だ!」
「お前、何でこんなところにいるんだ!旅行はどうした」
氷樹先生の彼氏がいた。
「急な仕事が入ったんだ」
「休み取ったって言ってたのに。何で、あんたの会社は有休を簡単に潰す真似するの?労働規準に違反しない?」
「志方ねぇだろ。オレに警護をして欲しいっていう仕事だ。指名が入ったら簡単に断れねぇんだ。うちも小さい会社だ。大手に負けないためには顧客の願いを聞かないとやっていけねぇんだ」