修羅と荊の道を行け
小洒落たバー前で氷樹先生は待っていてくれた。

「お待たせしました」

「さっちゃんタメなんだから敬語はなし」

「そうでした」

氷樹先生が笑うと綺麗に巻いた髪がフワフワ動いて可愛い。

美人で胸が大きい。

性格も明るくて、気が利くし、黒いコルセットワンピースの胸元から白く深い谷間が見えてる。

「今度、さっちゃんの会社に取材に行くんだよ」

「本当?じゃあ片付けておかないと」

「小説家の土恵天歌ちゃんって知ってる?」

「うん。今度、うちの会社でシナリオ監修するって聞いたけど」

「その土恵天歌ちゃんとエッセイ漫画描くことになったの」

話していても私の目は、氷樹先生の胸元に目が行く。

何カップなんだろう?
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