修羅と荊の道を行け
オレの心象風景は、車を飛び出して、雪の上をゴロゴロと悶絶し転がっている。

一つの仕草がとんでもなく可愛い。

いちいち反応していたらキリがないが、反応してしまう。

100回萌えたら死ぬんじゃないかって思えてくる。(しゃっくりか!)


そんなことを考えてるなんて微塵にも顔に出さずに、昼食を残さずたいらげた。

「ごちそうさま」

「はい、お茶」

「美味かった」

「ありがとう」

作ったかいがあったなぁ。そんな感じではにかまれた。

「お腹いっぱいだと眠くなるでしょ?私、運転するね」

咲耶はそういうと、さっさと運転席に乗ってしまった。

さっきとは逆に咲耶がオレに寝て良いからと言ってきたが、女に運転させて寝れる分けないと思ったが、あんまりにも運転がスムーズで優しいため

起こされるまでの記憶がない。
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