修羅と荊の道を行け

｢すいません、間違えました…｣

女がこういう時に何って言うのかな？

ストレートに言った方が良いのかな？

｢えっと、エロい気分です｣

言い直したら、浪川くんは上を見て、目を押さえて大きなため息をついた。

これも違うか？

「ドキドキします？」

疑問形になっちゃった。

｢お前、本当に処女か？｣

｢そうですけど…｣

｢エロ過ぎ、こっちが油断してると突然、エロい顔しやがって、他の奴にもそうなのか？｣

｢そんなことはないと思うのですが｣

｢マジで頼むぞ、ライバルが出るのはごめんだ｣

｢はぁ…｣

｢返事！｣

｢はい｣

｢じゃあもう少し、先に進みます｣
浪川くんがガバッと抱き着いてきた。


身体の下に手を入れられて、背中とか腰とか撫でられて、その手が下に来て、

おしりをわしづかみされてます。