修羅と荊の道を行け
そして最後に、紙がピラピラと落ちてブラジャーの上に落ちた。

見ると、氷樹先生の綺麗な字が書いてあった。

『こんなことだろうと思ったから、変えて起きました。せっかくかったんだから使わないとね。これで、浪川くんを誘惑しなさい。はかなくても誘惑されるだろうけどね』

やられた。いつの間にかすり替えられてた。

やっぱり氷樹先生の方が色々上手だ。

パンツをはかないわけにはいかないので、まだ四角いパンツに近い、短いスカートのついたピンクのパンツをはいた。

お尻をきっちりとガードしてくれるパンツと違うから、なんか心もとない。

そしてTシャツとハーフパンツをはいた。

あぁ楽チン。やっぱりこのかっこうが一番安心するかも。制服とかある会社じゃなくて良かった。

「咲耶!何してるの」

渡辺さんにいきなり怒られて、着たばかりのTシャツとハーフパンツを剥ぎ取られた。
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