修羅と荊の道を行け
「必要なものはアパートの方だから、こんなもんだ。万里兄貴も家を出てるからな」

おすわり下さいと、テーブルの側を指さされて、座りました。

「まさか先輩とは」

「そうだね」

「確かにあったよ。イジメやら学校が荒れかけた時に、荒れたクラスやらいじめっ子を吊るし上げての体育館での総会。まさか発案が咲耶先輩とは」

「残るとは思わず、なんと言ったら良いものか」

過去は変えられない。過去に戻れたとして、あの時の自分を説得を出来るとは思えない。それくらい、正しいこと、弱い立場の人達を守ることに躍起になってる時だった。

恨まれることもありましたが、叩き伏せる腕も口もあったので、自分的には充実した小学校生活だっと思います。

「なんていうか、私が1番荒れてたというかそんな時期だったのでお恥ずかしい」
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