修羅と荊の道を行け
一応、真央花ちゃんは高校生ということを聞いて、真央花ちゃんが大人になるまで待とうと約束していたらしい。

けど真央花ちゃんは待てなかったらしく、

「ジャングルの通販で、媚薬買ったの」

と、全員が凍りついた発言をした。

「変態かお前は!もうこっちが訴えられてもおかしくない状況だよ!」

咲耶が手で目を覆い、お義父さんとお義母さんは四宮さんに頭を何度も下げた。

「止めて下さい。薬に負けたのは自分です。真央花さんを私に守らせてください」

土下座の押収になって、収拾がつかなくなってきたところを止めたのは咲耶だった。

「ストップ!話が続かないよ。四宮さん、一緒にいた男の子はどういう関係なんですか?」

「朱鷺野(トキヤ)は息子です。血の繋がりはありません。親友の息子です。両親を二人ともなくして、自分が引き取ることにしたんですま真央花ちゃんは色々、相談にのってくれまし)」

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